【価格】
032 経鼓膜換気チューブ

(1) 短期留置型 4,090円

(2) 長期留置型 2,320円

 


【留意】
経鼓膜換気チューブは、24時間以上体内留置し、滲出性中耳炎の治療を行う場合に算定できる。

 


【定義】
(1) 定義
次のいずれにも該当すること。
① 薬事承認又は認証上、類別が「機械器具(51)医療用嘴管及び体液誘導管」であって、 一般的名称が「耳管用カテーテル」、又は類別が「医療用品(4)整形用品」であって、一般的名称が「中耳腔換気用チューブ」であること。
② 滲出性中耳炎に対し、分泌物(浸出液)の排除排出を目的に、鼓膜切開後、切開部位に挿入留置して使用するチューブであること。

(2) 機能区分の考え方
構造、使用目的により短期留置型及び長期留置型の合計2区分に区分する。

(3) 機能区分の定義
① 短期留置型
ドレーンチューブ部分の外径が、内部フランジ(鼓膜よりも中耳側に入る部分のフランジ(チューブの端面につく鍔状のもの)をいう。)の外径に対して50%以上のもの(金属製のものは55%以上のもの)であること。
② 長期留置型
ドレーンチューブ部分の外径が、内部フランジの外径に対して50%未満のもの(金属製のものは55%未満のもの)であること。